2012年7月6日金曜日

大豆の高騰

毎朝配信される経済ニュースで、大豆の高騰について話があった。
大豆が1ブッシェルが15ドル台
リーマンショックの前の高値16ドル30セントを抜く展開に入ってきている。
ゴールドマンサックスが大豆の相場予想を上方修正した。
おそらくそれも抜いてくる流れだと思う。
前回の予想から3週間しか経っていないのにまた上方修正された。
問題は気象状況がめちゃくちゃになっている事
アメリカ中西部(穀物のベルト地帯)は過去最高の高温状態となっている。
雨の量は例年の半分以下。更に南米も50年振りの旱魃に襲われている。
2ヶ月くらい前はトウモロコシは作付け面積が去年と比べて5%位増えたというニュースだった。大豆も若干増えたという事で、商品相場は冴えない動きだったのだけど、ここに来て気象の変化が激しい為に在庫がものすごい勢いで減って来ている。
これが相場を押し上げて来ている
構造的な問題として中国の発展により食生活が豊かになり豚肉をたくさん食べるようになる。餌になるトウモロコシや大豆が足りない。ここ7~8年の中国の輸入量が倍くらいに増えて来ている。年率20%弱の勢いで増えている所へ旱魃となった。
今後懸念材料になってくる可能性が高い。
 私は相場はやらないので、値段の重さはよくわかりませんが、食料を輸入に頼っている日本では外的要因で簡単に食料不足になってしまうと考えてしまう。
農業はこれからの日本の大事な産業になると思うから、少しづつでも経験値や人脈を増やして行きたい。

シカゴ商品取引所穀物等先物相場

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