2012年9月19日水曜日

タネが危ない

先日、講演を聞いた野口氏の書籍を購入しました。
内容は講演と同じです。
改めて読む事で理解が深まりました。

アマゾンにレビューをしましたので、そちらのレビューを転載します。
小さなお子様をお持ちのお父さん、お母さんは是非読む事をオススメします。

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タネが危ない

著者は固定種という昔ながらの種を扱う種苗会社の3代目
講演を聞いて、これは深く掘り下げないといけない問題だと思い購入しました。

雄性不稔というおしべのない異常な花を使って、クローンを作るのがF1という種類のタネ
店に並んでいる野菜の多くはこのF1種から出来た野菜だそうです。
F1は生産者や流通業者、販売業者などの供給側にとって、都合が良く金になる。
また見栄えもよいので消費者にも受入れられる。
しかし細胞レベルで考えれば、
日常的に生殖能力を失ったミトコンドリア異常の野菜ばかりを食べ続けているという現実。
無知というのは恐ろしい。

F1種を作る方法はブラックボックスだが、
その種を作っている会社の開発者は、
自分と家族の分は昔の種を買って自分で育てているという。

生命を人間の都合の良いように作り変えたつけは必ず返って来ると思う。
まず、現実を知り、家族や子供を守る為に何が出来るのか
それぞれが考える必要があると思う。
小さな子供を持つ親は必読。

文章はとても読み易く、すらすら読めます。
種苗会社や遺伝子組み換え会社のしている事はとんでもない事に思えますが、
著者がクールなのが意外です。

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2012年9月4日火曜日

タネの話

タネの話を聞きに河口湖まで行ってきました。
お話して頂くのは日本で唯一固定種のタネのみを扱っている「野口のタネ」の野口さん
今我々が食べている野菜の現状についてユーモアを交えての講演でした。
しかし内容はシビアで驚くべき内容でした。


農業は効率を高め生産性をあげる事を第一に考えた。
その方法はおしべのない奇形種を使い、違う植物同士を掛け合わせた物だった。
結果、綺麗で流通し易く痛み難くなったが、味は犠牲になった。
形は昔ながらでも、それは違う野菜になった。
蜂が消失したり、男性の精子が少なくなったのも関係があるかもしれない。
更に遺伝子操作により発芽した瞬間に死ぬターミネーター種子というのも開発されている。


話を聞いて暗澹たる気持ちになりました。
人間は生命を弄んだ罰を受けるのではないか?
自分たちの食べ物は自分たちで確保する必要があるな。
そんな気持ちになりました。




2012年9月3日月曜日

竜巻かっ!

今日の午後2時頃、石岡は怪しい雲が立ちこめていた。
アメッシュを見ると、土浦方面から真っ赤な雨域が向って来ている。
雷も鳴り始めた。
と、南西の方角から見た事も無い雲がやって来た。
上の方では渦を巻いている。そして、雲の下が段々と下がって来ている。
ヤバい。



竜巻にならないでと祈るような気持ちで見てたら、
それ以上発達せずに通り過ぎて行った。
恐かったー。