2013年12月28日土曜日

精米

今年河口湖農園で作った無農薬のお米。
玄米の状態で5kg頂きました。
正月に実家に帰るので、精米して持っていくことにしました。

精米なんて初めてです。
幸い石岡は東京と違って精米する場所はあります。
でも、聞いた話によると、
前に精米した人の分が混じってしまったり、
機械の調整が適切でなかったりで、
精米する場所によって味が変わってしまうそうです。

職場には家が農家の方もいるので、
どこの精米所が良いか聞いてみると、
「利用する人が多いところは間違いない」との事。
会社のすぐ近くにある無人精米所が良いんじゃないかと教えて貰いました。
こちらがその無人精米所。
毎日前を通っていましたが、言われるまで気づきませんでした。
10kgまでの玄米を100円で精米できる様です。

ボタンが5つあります。

機械的には「クリーン白米」がおススメに見えたのでそれで。

100円入れるとカバーが開き、米を投入口が現れました。

投入し、しばらくすると、横から精米された米が出てきます。
コメがこぼれないように、袋を持って構えましたが、
ペダルを踏まなければ落ちてこない様です。

無事精米完了。
見た目1~2割減ったかな。



2013年12月10日火曜日

大町に住みたい!!

・・・という訳で12月7日、8日に大町市が主催する移住体験ツアーに
参加して参りました。
大町市は市を上げて移住を促進しており、今回のツアーもその一環です。
7日は二十四節期の大雪。大町市に入るなり雪が降ってきました。

当日の参加者は1人参加の女性が3名。母と息子が1組、1男1女の4人家族が一組、
そして私の10名です。
大町移住促進課の男性2名がガイド役です。
参加費は宿泊代のみ¥9000でした。

木崎湖のほとりにある岡崎旅館に集合し、
そこからバスに乗り、市内を廻って田舎体験。
体験の先々で地元の方が待機してくれていて、
野沢菜作りやしめ縄作り、蕎麦作り等を教えてもらいながら自分で作ります。

最初予定表を観たとき、「これは何だろう?」と思いました。
移住体験というより文化体験ツアー?

でもやってみて「地域の方との交流の場」を設けて頂いたんだと判りました。
何かを一緒に教えて貰いながらやってみると、人との距離がぐっと縮まります。
横浜から10年前に移住を果たした方もおり、作業しながら色々と体験談を聞く事ができました。

夜は大町市各地区の地区会長さん達と一緒に食事会。
地元の名士の方と直接呑みながら話ができました。
ブログには書けない貴重なお話も聞けて良かったです。
当初予定の無かった大町3大地酒の利き酒会も催して頂き、
とても公務員とは思えないサービス精神。素晴らしい。

今回のツアーでわかった事
●大町は水の町
・大町市の水道水は地下水と湧き水から直接取水して外気に触れる事の無い水だそう。
・北アルプスからの男清水と里山からの女清水の2つの清水を持つ。
・日本一長い信濃川の源流
・地酒の蔵元が3軒あり。→水と米の美味しい証拠

●歴史ある町
豪族仁科氏が平安時代から戦国時代まで支配していた。
江戸時代以前より日本海で取れた塩を松本へ運ぶ「塩の道」にある宿場町だった
黒部ダム建設の入り口で栄え今もダムは大町の観光資源

●各地区毎に特色あり
平成の大合併で大町市はかなり広いエリアとなり地区毎に特色がある。
常磐地区:市内最南で雪が少なく、雪かきの苦労も少なそう。
美麻/八坂地区:山間の集落で自然の中で暮らせそう。
社地区 :国宝仁科神明宮のある歴史の町。
大町地区:駅周辺の大町地区は都市機能が集中。
平地区 :3つのスキー場と湖を持つ。

●移住者受け入れの深さ
里山方面の山間部にある美麻地区、八坂地区は20年前から移住者の受け入れに
力を入れており、住民の半分近くが移住者だそう。
市が建てる定住促進ハウスは、オール電化の一戸建て新築。
家賃は3.5万/月で更に子供一人当たり5千円の免除。

●意外と住みやすそう
新宿から1日4本高速バスあり。往復7000円ちょっと。
市内に大きな病院あり。
長野市、松本市まで車で1時間
何でも揃うホームセンターが2店舗
駅前に屋根付きの長い商店街(でもシャッター率ちょっと高い)

私にとって大町の最大の魅力は雄大な景観です。
7日は見えなかった山も、翌日は晴れて北アルプスを拝む事ができました。


ツアーをミニビデオにまとめてみました。

毎日あの山を観ながら生活できたら幸せだろうな。