2013年3月27日水曜日

搾りたての無農薬、無肥料大豆を頂く


3月16日に河口湖農園の醤油作りイベントに娘と参加しました。
当日は風も無く、穏やかな行楽日和。富士山も綺麗にみえました。

朝9時に現地集合。
 


これは大豆に醤油麹を加え1年間(!)発酵させたもの
 
大豆は無農薬、無肥料のホンモノです。

搾られるのは、河口湖農園の友人の醤油搾り師さん。
長野からこのイベントの為にいらして頂いたそうです。

最高の素材をプロが搾る醤油。
いったいどんな味なのか、ワクワクです。






まずグツグツに沸かしたお湯を、発酵させた大豆→「諸味」にお湯を加え溶かします。
  

キモはお湯の量をどの程度にするか。
1年間の保管方法や状態を聞いて、お湯の量=比重を変えるそうです。
経験と勘の世界ですね。

続いて木綿の袋にお湯で解いた諸味を入れます。
 


諸味の入った木綿の袋を木箱の中に敷いていきます。
木箱の中には何層にも重なった木綿の袋で一杯になります。
 

木箱の反対から木綿で濾された醤油が出てきました。
 

滴る醤油に指を付けて味見をします。
完全無添加の搾りたての醤油。ダシ醤油のような味です。うまい!!

醤油はジャッキを使ってめいっぱい搾り取ります。
後から出てくる方が美味しくなるそうです。


試しに最初にコップに取った物と舐めくらべ。

確かに、今出ている方が美味い!

イベントにお母さんと参加した3歳くらいの子供が、
何度も何度も舐めて止まりません。
ホンモノはやっぱり美味い。

主催者である河口湖農園さんの無農薬、無肥料の米で作ったおにぎりが振舞われました。
これに搾りたての醤油を付けて食べる贅沢。

うますぎる~。
娘も美味い美味いと喜んで食べてました。

醤油搾りの方が、作業をしながら色々とお話しをして頂きました。

大量生産の醤油は如何に少ない原料で、醤油っぽい味にするか。
味の調整は調味料、長期保存できるように保存料。
醤油に限らず、食の世界はブラックボックス化され過ぎ。
との事。
知らず知らずのうちに病気になるようなものは食べたくありませんね。

最後に参加者全員に搾りカスを頂きました。




これは、「食べる醤油」と言われているそうで、
ご飯にふりかけて食べたり、チャーハンのように炒めて食べても美味しいそうです。
そのまま食べても美味しい。

子供にも良い体験をさせられたと思います。