2014年4月26日土曜日

自然農でのレタス、サラダ菜、茄子、ネギ、里芋の植え方

レタス・サラダ菜
・種まきは(藤野の場合)11月初旬。
 ・レタスやサラダ菜は寒さに強いので、冬になる前に芽が出れば冬を越せる。
  (春撒きよりも、早く且つしっかりした苗が育ってくれる)

 ・苗床から1本1本、できるだけ根を切らないように分ける。
  (できれば土がついていたほうが良い)
 一本一本定植してあげることにより、大きく育ってくれる

 ・15~20cm間隔で根が入る程度の穴を掘り
 ・穴から根が出ないようにし、土を寄せる。(根元を強く押さえると、根が切れてしまう)
 ・土が乾燥している場合は水を入れて、浸み込んでから定植する。
 
 ・しばらく元気ないが、2~3週間くらいで元気になってくる。
 ・植えた後は周りの雑草を戻す事で、乾燥を防ぐとともに土が痩せてしまうのを防ぐ。

茄子
 5月10日過ぎ(遅霜が終わったあと)に定植する
・苗の土が入る程度の穴をあけ

・穴に水を入れ、水が土にしみこむまで待つ。
・しみこんだらナスの苗を入れる。(ナスの場合は、水はけを好むので深植えにしない)
・濡れた土を寄せ、根元をやさしく押さえる。

ネギ
 深さ15~20㎝位の溝を掘る

・苗の場合は、白いところの少し上ぐらいまで土に埋める
 (ネギは根は強いですが、茎がとても弱いため、深植えすると溶けてなくなっていきます)

・分けつネギを株分けして定植する場合は、
 分けつする前と同じくらいまで土をかけても大丈夫。

 ポイントは
  定植する時は、あまり土を掛けない。
  しっかり根付いたら、2~3回に分けて、掘り上げた土を戻していく。
  (一度に土を戻すと、ストレスがかかり、なくなっていくおそれがあります)
  又、葉(茎)がとても弱いので強く握らない。できるだけ深くすると白い部分が増える。

  ネギ坊主は大きくなると栄養がそちらに行ってしまうので、

切ってしまう(泣)


里芋
 ・植える里芋の芽を確認
  (芽がないと植えても芽が出てこない、あるいはとても遅くなる)

・スコップで30cmくらいの穴を掘る。
  (穴と穴の間隔は60cmくらい)

 ・芽が横になるように穴の中に置く。

・芋と同じくらいの高さまで土をかける。
・土は真ん中が盛り上がる様な感じで盛る。

・米ぬかを少量振りかけ、上から枯れ草を掛ける
 (草をかけることで湿り気が保たれ、早く腐食して土に返っていく。
   里芋の芽が出るころには分解が進んでいる)

 (米ぬかが多いと、動物に荒らされることが多いので、かけすぎに注意)

2014年4月24日木曜日

4月20日自然農学びの場

2回目の藤野自然農学びの場に行ってきました。
朝方、地元の方が苗をわけて頂けるということで、
ご自宅まで取りに伺いました。
キャベツ、ブロッコリー、レタスです。
レタスは巻くタイプ1種に巻かないタイプ2種

これらは霜に強い野菜だそうで、
今植えても大丈夫という事でした。
それぞれ5株づつ、1株50円でわけて貰いました。

ちなみにこちらのお宅は
富士山が噴火した年に建てられたそうで、303年目。
国の重要文化財!なんだそうです。
なんと自宅のHPがありました
見学もできるようです。

さて、当日午前中は自分の畑の草取り。
お昼は集まったみんなとランチ。
山下さんの自然農みそ汁が振る舞われました。

学びの場には10人程あつまり、
初めての方もいたのでそれぞれ自己紹介をしました。
皆さん個性的で色々話してみたいなと思う方ばかり。

その後、山下さんからサラダ菜、ナス、ネギ、サトイモの植え方を教わり、
自分の畑で実践する
といった流れです。
私は山下さんから里芋を分けて頂きました。

自然農の畑は耕さず、雑草と共生するので、
自然の優しい感じが良いです。

帰る頃になって小雨が降り始めましたが、
作物を育てていると雨がとってもありがたく感じます。






2014年4月14日月曜日

4月13日 小松菜、エンドウ、ごぼう

3週間振りの藤野。
先週、ここら辺は雪が降ったと思われ、
どうなったかちょっと心配でした。

4月中旬くらいに芽が出ると聞いていたジャガイモはまだでしたが、
小松菜、


エンドウ


ごぼう


みんな芽が出てきてます。
よかった。

つくし

日曜日の朝5時半。藤野へ撒いた種の様子見と草取りにいきました。
3週間ぶりとあって、それなりに雑草も生えています。
早速鎌で草取りを始めましたが、なんとも愛くるしい雑草があり、
ちょっと刈るのに忍びない。
畑の小人たちって感じしませんか?

雑草の中にはつくしもありました。
俺が小学校に入る前くらいだったか、食べた事あります。
もちろん味など覚えていませんが、
「つくしは食べられる」事は強烈に覚えています。
どんな味だったか食べてみたくなり、20分ほど「つくし」狩り

もともとこの日は河口湖農園の手伝いに行くのが目的。
7時に藤野を出発し、朝ご飯を食べて9時に河口湖農園に到着。
友恵奥様につくし料理をお願いしたところ引き受けて頂きました。

夕方、作って頂いたのがこちら。
つくしの佃煮。

おーーー。美味しい。
苦味も少なくご飯のおかずになりました。

レシピは
①はかま(節)をとり、
②ゴマ油でいためて
③醤油をたらして
④サトウキビのお砂糖で甘みを加える。
んだそうです。

はかまが苦いそうで、これを取るのがポイントだとか。
甘みは蜂蜜とかでもよいんじゃないかなとの事です。

「つくしは美味い」事がわかりました。
多分に友恵さんの腕によるところが大きいと思いますが・・・。
幸せな気分になりました。

2014年4月10日木曜日

3月22日 小松菜とごぼうとエンドウの種撒き

ジャガイモと同時に小松菜、ごぼう、エンドウの種まきもしたので備忘録。

小松菜・ごぼう

①紐を使って植える位置の目安にします。

②鎌で土の表面を軽く削ります。
 (土の表面が一番微生物が多いのであまり深堀しない。)


③種をパラパラと土に撒きます

④深めに堀った土を両手に持ち、種の上にパラパラとかけます。
 (深めに堀るのは、表層の土にある雑草の種が混じるのを防ぐ為)

⑤上から手で押さえて土を固めます。

⑥枯草を軽くかけて土が乾かないようにします。

エンドウ
①鎌で土の表面を削ります。

②5、6個の種を少し間隔を空けて撒きます。

③指で種1個分くらい土に押し込みます。

④次の種の位置まで30cm位離し①~③を繰り返します。

⑤枯草を軽くかけて土が乾かないようにします。

2014年4月9日水曜日

山を舐めちゃいけません。

仕事帰りに筑波山に登ってみる事にしました。

土曜日、15時30分に仕事を終え、
職場から筑波山まで自転車で自走。
標高670mの駐車場に自転車を停め
軽く水分補給をして登山開始。

登り始めは高い木がなく、雄大な景色。
木々の中ではウグイスが鳴いています。
約40分で女体山山頂へ到着。
ぎりぎり日没に間に合いました。
残念ながら夕焼けにはならず。

女体山山頂は標高877m。
周辺で一番高い山なのでほぼ360度見渡せます。



さて、下山しようと思ったところでiphoneからアラーム。
見てみると周辺で雨が降り出している様です。
日が沈み暗くなる上に雨じゃ大変と急いで下山。
先に降り始めた夫婦を途中で追い越し、
暫く歩いていると若い女性2人で登ってきます。
え?これから登るの??

声を掛けると、ノリでココまで登ってきたとの事。
靴をみるとパンプスです・・・。
どうも山頂のロープウェイを当てにしている様子。
でも確かこの時間はロープウェイの営業は終わっている。
「雨が降るし暗くなると危ないから早く下山した方がよいですよ。」と俺。
「え〜、引き返すなんて無理〜」と言ってスマホでロープウェイの時間を調べ始めました。

後ろから山装備の夫婦も降りてくるし、大丈夫だろうと、
ちょっと気になりつつ先を急ぎました。
後で調べてみるとやっぱりロープウェイは終わってました。
あの娘達大丈夫だったかな。
山を舐めちゃいかんな。

さて、いよいよ暗くて視界が悪くなってきました。
iphoneを懐中電灯にして周囲を照らしながら下山します。
それにしても山中は暗くなるとどれが道だか判りにくい。
そろそろ森を抜け視界が開ける筈なのに一向に視界が開けません。
おかしいな・・・。

ふと道端に看板を見つけ見てみると、
がーん。途中で道を間違えていました。
山頂から駐車場まで一本道だと思ってたけど勘違い。
暗くて分岐に気がつかなかったようです。
看板によると駐車場まで40分。
俺も山を舐めてました。

今度は失敗しない様に、常時バッグに入れてある非常用ヘッドライト取り出し
万全の体制で夜の山を歩きます。

途中でガサガサ音がして動物の気配がします。
筑波山に熊はいませんが、イノシシはいます。
突然出くわさない様に、手を叩きながら歩きます。
段々サバイバルっぽくなってきました。

看板地点から30分弱で無事駐車場に到着。

駐車場から石岡駅近くのサイゼリアまで20km自走。
無事帰って来れました。
ちょっと疲れた。

今回活躍したヘッドライト。

小さくて軽くて邪魔にならずそれなりに明るいので、
防災用として常に携帯してます。
替えの電池も携帯した方が良い事に気がついた。

備えあれば憂いなし!