2015年5月12日火曜日

白鳥哲監督「蘇生」記念講演会

「祈り」の白鳥哲監督最新作「蘇生」
5月10日に港区のメルパルクで映画の上映と記念講演会があったので行ってきました。
白鳥監督本人の講演で気になったワードを覚え書き&シェアします。

制作のきっかけは飯舘村
 原発で未だ12万人に人が帰村できない状況
 汚染土は移動して積み上げているだけで何の解決にもなっていない
 地域の分断、現地人の中で見えない軋轢がある。
 汚染水は未だ海に流れ続けている。→10京ベクレルの放射性物質
 海の異変
  双頭のサメ、胴体が2つの鯨
  西海岸ではヒトデが溶け、貝殻に穴が空いている
  ベーリング海では毛が生えないシロクマ、ラッコ、アザラシ
  ニシンのヒレや目から出血が止まらない(アラスカの研究者発表)
 沖縄西表島
  海岸には流れ着いた注射針、蛍光灯等のゴミで一杯
 人間の罪深さを感じずにはいられない

飯山一郎
 よもぎ、植物性乳酸菌
 グルンバシステム
 →廃棄物を資源に変える。

平井孝志
 微生物による蘇生
 サンバース(堆肥)
 →放射性物質を9割除去
 「微生物様」と呼ぶ。

比嘉照夫
 光合成細菌→自然界ではありえない共生
 微生物活用で3割節電→現在は5割まで進化

見返りを求めないボランティアが世の中を変える。
 隅田川に2006年12月から毎週10tのEMを流し続けた
 →川が蘇ってきた
 2012年1月に汚染土にEMを散布
 →放射線が下がってきている

江戸は完璧な循環型社会だった。

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